「なんでジムの解約(退会)って電話じゃダメなの?」
不思議ですよね。
「そういう規約だから」と言われても腑に落ちません。
実はジム側としてもはっきり明記していないのですが…
「たぶんこうだろうな」という理由をお伝えしたいと思います。
ジムの解約を電話でできない2つの理由
- なりすまし退会の可能性があるから
- 「言った/言ってない」問題があるから
この2つの理由が当てはまります。
TELの相手は本人?「なりすましの可能性」
退会したい本人からしてみれば「いや、本人なんですけど!」って感じです。
スタッフ側も別に疑うつもりはないですし、むしろ電話解約できるならそのほうがいいですね。
じゃあなぜできないのか?と言えば、やっぱりトラブルになりかねないから!
電話で解約受付をしたあとに、本人が何知らぬ顔でジムにきて

解約してませんけど?
そうなったときはもう大変です。
いや、そんなことは過去に一度もないんですが…
しかし可能性が0でない以上、電話解約をOKするわけにはいきません。
というのも、筆者は「なりすまし解約」を受けた経験はありませんが、
他のジムで、忘れ物(高額なモノ)を本人のふりをして持ち逃げ事件!はありました。
なので、スタッフの立場上「電話解約OK」とは言えません…。
いつの日か、ネット上で解約できる日がくることを願うばかりです。
書面は手続きをした証拠「言った/言ってない問題」
たぶん本命はこっちです。
仮に電話解約がOKだっとして、会員とのやりとりを書面にするのはスタッフ側。
そして、ある日

今月もお金が引落されてますよ。
こうなったらもう大変です。
本人は「10月で退会」と言ったのに、 書面では「11月で退会」と書いてある。
対応したスタッフも 「え…たしかに11月って聞いたんですけど…」
一体どんな対応だったのか?
解約用紙の控えも渡せていない、直筆のサインもない。
そんな状況で第三者が真実を突き止めるのは至難です。
そして実のところ、このような「言った言わない問題」は発生します。
ですので、会員さんにはお手数でも来館してもらい
- 1つ1つ退会説明に合意いただいて
- 直筆でサインをいただいて
- 控えも持ち帰ってもらう
というプロセスを踏むのが、お互いにとっても良い方法なのです。
書面は本当に重要なモノ。
何かあったときにはその書面が証拠となりますので、ご理解いただけると幸いです…。
【対処法は4つ】退会したいけどジムに行けないときは…
「急な転勤でもう引っ越したよ…」
「入院してるから行けないよ…」
ジムに解約しに行きたいけど物理的にムリ! どうすればいいの?
ここでは「確実に解約できる」という保証はできませんが…
筆者の経験上、クラブ側で許容できるかもしれない対応を4つお伝えします。
対処法①:代理の方に手続きをしてもらう
家族・親戚・友人・会社の同僚…
関係性は特に問わないので、とりあえず誰かにジムにきてもらい代わりに手続きをするという方法。
筆者は様々なジムにいましたが、どこも代理手続きはOKしていました。
退会用紙の控えもお渡しできるし、 後ほど何かあっても対応しやすいので。
手順は下記のとおり。
- まずジムに電話をして、代理を行かせる旨を伝える
- 代理の方にお願いをする
- 代理の方にジムで手続きをしてもらう
- 手続き後、代理の方から控え書類を受け取る
ジムの近くに頼めそうな方がいれば、お願いしてみてはどうでしょうか。
ちなみに手続きを依頼する場合は、代理の方の免許証など本人確認書類を持っていくようにお伝えください。
対処法②:郵送で解約書類を送る
郵送手続きは、OKなジム・NGなジムで分かれる方法です。
というのも… 郵送は「送った・受け取ってない」という問題がつきものだから。
ちなみに私が勤めていたジムは【NG】でした。
OKのところもあるので、詳しくはジムへ問い合わせてみてください。
流れは下記のとおりです。
- ジムから送られてきた解約申し込み書類に記入
- ジムへ書類を郵送する
- ジムから書類の控えを郵送してもらう
対処法③:メールとFAXを使って退会手続き
対処法②の郵送よりは正確性があるので、筆者も経験がある対応方法。
ただし全国どこもOKなわけではないので、必ずジムへ確認してください。
尚、これは筆者の経験則ですが、FAXで書類のやりとりは必ず電話をしながら行います。

ありがとうございます!
これも「送った・きてない」問題を起こさないためです。
流れ(1):自宅にFAXはないが、PCがある場合
- ジムより退会申し込み書類のデータをメールで送ってもらう
- 書類データを印刷する(コンビニでもできるはず)
- 書類に必要事項を記入する
- コンビニなどから、書類をジムへFAXで送る
コンビニや会社のFAXから書類を送っていただきました。
いずれにせよ、書類をジムへ送ることができればOKです。
流れ(2):自宅にFAXがある場合
- ジムから退会申し込み書類をFAXで送ってもらう
- 書類に必要事項を記入する
- FAXでジムへ送る
自宅にFAXがあれば、PCは必要ありません。
おそらく一番手っ取り早い方法ですね。
流れ(3):自宅にPCもFAXもない!
例えば…
- ネットカフェに行き、PCでフリーメールへログイン
- ジムから解約申し込み書類をメールで送ってもらう
- 印刷して申し込み書類に記入する
- コンビニへ行ってジムへFAXする
こんな方法もありますね!
知人の家や会社から送るのも1つの手です。
対処法④:系列のジムで解約手続きをする
在籍しているジムで、解約手続きをしないまま引っ越しをしてしまった…
しかし、引っ越し先にも【同じ名称のジム】や【系列のジム】があった!
そのときは、そのジムに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
引っ越し先にあったジムを通して、解約手続きができる可能性は0ではないでしょう。
事情を話した上で、手続きができるか聞いてみてください。
私は、このケースでの手続きを受けたことがあります。
原則はジムにきていただいて手続きです。
もちろん、電話解約OKなジムもあるでしょう。
ですが、そうでないジムは原則として来館手続きとなります。
「そうは言っても…もうジムには行けなくて…」
そんなときは、ぜひ対処法を参考にして問い合わせしてくださいね。
それではこの辺で。
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