「あ~…これは勘弁してほしいなぁ…」
「気をつけてほしいなぁ…」
などと、会員さんに対して思うことがいくつかありました。
今回は主にジム初心者へ向けて、注意してほしい「スポーツジム内でのルールやマナー」をお伝えしようと思います。
挙げだしたらキリがない為「最低限これだけは気を付けてもらえればOK!」な項目を選んでいますから、ぜひ覚えておきましょう!
最低限、覚えておきたいジム内のルールやマナー5つ
トレーニングをするエリア、スタジオ、ロッカールーム、フロント…
それぞれの場所で気を付けたいことは全部で5つ!
初めから全部覚えるのは中々難しいかもしれませんが、他の方に迷惑をかけないように知識として頭に入れておいてくださいね。
尚、ジムによってはルールが異なる場合も考えられます。
一概に「これはどこのジムでもルール違反!」とは言えない部分もありますので、詳細は各ジムでご確認いただければ幸いです。
①会費を正確に払うこと
スポーツジムで毎月の会費を支払う手段は
この2つの内のどちらかだと思います。
また、入会したときや月会費の清算日が近くなったときには、ほぼ必ずと行っていいほど告知がされているでしょう。
にも関わらず
銀行口座のお金が不足していたり、クレジットカードが止まっていて清算されない会員さんがたくさんいるのです。
以前、会員数が3,000名ほどのスポーツジムで勤めていたときには、なんと”毎月”約60~80名近くの会員が様々な理由で引落し不可の状態でした…。
よくあった引落し不可の理由は、
- 資金不足(銀行口座にお金が入っていない)
- クレジットカードの限度額オーバー
- 有効期限切れのクレジットカード
これらがほとんどです。
さて、ジム側としては会費未納の会員への連絡についてはルーティンの業務。
どこのジムへ行っても普通のことです。
しかし、だからと言って「サービスに対してお金を払う」約束を軽く破ってしまうことがないよう、十分に気を付けてほしいと思います。
我々スタッフ側としては、未納だったことに対して怒ったりはしません。
指定日に支払われなかったとしても、その内9割の会員さんは後ほど払っていただけますからね。
ただ不思議なことに、我々スタッフは無意識の内に、支払いが悪い方に対して
「あ、未納の人だ」というレッテルを貼りつけています。
もちろん未納の回数が多くなれば、それだけレッテルの数も増えます。
「う~ん、別に大したことではなくない?」と感じる方もいるかもしれませんが、そもそも
支払うべきお金を支払わ(え)ないという状況は、本当にヤバイです。
「余計なおせっかい」と言われればそれまで。
ただ、
支払いにもたついていると信用がガタ落ちするのは必然です。
また、クレジットカードで会費清算している会員さんは、特に気をつける必要があります。
クレジットカードなんて、それこそ「信用」ですから…。
会費未納は、周りの方に迷惑がかかることではないですが、自分を守るという意味で正確に清算できる環境を整えておきましょう。
②筋トレマシンやロッカールームでスマホ操作をしないこと
筋トレのマシンを利用中、セットとセットの合間にスマホをいじいじ…。
- 聴いている音楽を変える
- ちょっと自撮り(撮影が許されていれば)
これくらいであれば問題はありません。
すぐにしまっていただければ、こちらも注意しなくて済みます。
一方、だらだらとLINEをやっているのか、はたまたネットを弄っているのか…よく分かりませんが、
中々スマホをしまってくれない会員さんがいるのも事実。
さすがにそれはマズいです(汗)
同じマシンは何台もありません。
そして周りの会員さんは、そのマシンを使いたくて待っている方もいるでしょうから、スマホを長時間操作するのであれば、マシンから離れて別の場所でどうぞ。
スマホに限らず、
必要以上に長い休憩や、ジム仲間との会話でマシンを占領している光景も数多く見受けられるのでご注意を!
また、ロッカールームでのスマホ操作は
言語道断です。
まれに注意書きをしていないジムも見ますが、例え同性同士と言えど”着替える場所”に変わりはありません。
不審に思われて「おい!何やってんだよ!」と言われてしまったら…確実に大きなトラブルにつながります。
ロッカー内での通話も悪い印象になりやすいので、その辺りも注意しておきましょう。
③大きなノイズ(雑音)を出さないこと
トレーニングをするエリアでは、基本的に下記のような様々な「音」が発せられています。
- BGM(有線など)
- ランニングマシンのモーター音や走る音
- スタッフや他の会員の声
- スタジオから漏れる音楽
そしてこれらの音は、ノイズ(雑音)として捉えられるわけではありません。
当たり前のように耳にするものとして、我々はすんなりと受け入れています。
一方・・・
- ボリュームの大きい会話
- マシンやダンベルを「ガチャン!ガチャン!」と乱暴に扱う音
- 筋トレ中に「エイっ!エイっ!」と上がる唸り声
- ランニングマシンを飛び跳ねるように走ると発生する「バン!バン!」という音
これらの「普段あまり聞かない音」は、周りの会員からするとノイズとなります。
日頃耳にしない変わった音だけあって、一度気になると集中力が途切れてしまい、トレーニングが台無しになることも…。
不必要な音が出ないように気を付けることはとても重要なポイントです。
中には
会員
私はこういうトレーニングの仕方だから、音が鳴っちゃうんだよね!
昔からこういう(飛び跳ねる)走り方だったから、今さら直すなんてムリムリ!
などと主張をする方もいらっしゃいますが…
はっきり申し上げれば、それは本人の都合であって、ジム側が受け入れるべきことではありません。
ですから、「私はこうだから!」ではなく、なるべく
周囲を配慮したトレーニング・振る舞いを心がけてほしいと思います。
④スタジオレッスンで周りに気を遣うこと
大きめのスポーツジムにはスタジオが付いており、ヨガやダンス、ボクササイズ、エアロビクスなど…プログラムが毎日行われています。
マシンでトレーニングするのとは違って、多くの会員と楽しく充実した時間を過ごすことができるのが特徴ですね。
しかし、
あまりに熱が入ってしまうと、気づかない内に周囲に迷惑をかけてしまう場合も…。
詳細は別記事に載せていますので、ぜひご覧ください。
特に、ジムにも慣れてきて仲良しグループが出来上がると、熱が入りやすいイメージがあります。
スタジオに限った話ではないのですが、やはり自分(達)だけの空間ではありませんから、
周囲のことも考えて行動してほしいと思っています。
⑤汗やゴミを流してから浴槽・サウナ・プールに入ること
比較的大きいジムでは、ジャグジーやお風呂・サウナ・プールなどが併設されており、利用される会員さんも数多くいます。
ただ残念なことに…様子を見ていると、シャワーを浴びたり、身体を洗ったり、かけ湯をしたりすることもなく中に入ってしまう方もちらほら…。
汚いので絶対に辞めましょう!
ご自宅のお風呂であれば、ご自身や家族しか入りませんから、汚い身体でお風呂に浸かっても全く問題はありません。
ですが、③や④同様で、スポーツジムはたくさんの会員が利用する場所です。
汗だくでいる赤の他人がそのままお風呂やプールにドボン…
そんな光景を見て、誰が好き好んで一緒に入ろうと思いましょうか。
もちろん、ジムのお風呂やプールは塩素消毒を行っています。
悪い菌が身体に入り、病気になったりすることはあり得ません。
しかしながら、それが分かっていたとしても、気分的にはモヤモヤしますよね。
会員
いやいや、私は気にしないタイプだからさ!
別にかけ湯しなくてもいいよね?
なんて考えの方もいるかもしれませんが…決してそういう問題ではありません。
入浴やプールに入る前のシャワー・かけ湯は、
ジムによって「ルール」になっている場合もありますから十分に注意してほしいと思います。
ルールやマナーに気を付けて楽しくトレーニング!
スポーツジム初心者が気を付けたいことを5つ、紹介しました。
自分がよかれと思ってやっていることが、実は周りの方にとって不快だった!
なんてことはジム内でよくあります。
あまりにもひどい場合はトラブルになりかねませんから、通うジムのルールはある程度でも把握しておき、自分の行動も客観的に見れるようにクセづけておきたいところです。
ジムは自分の家ではなく、多くの方が利用する”公共の場”。
みんなが楽しくトレーニングできるよう、気を付けていきましょう。]]>
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